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ヌイブックス実店舗の記録と、フランス・パリの本屋さんレビューを書いています

【パリ】サン・ジェルマン大通りの本屋さん×3

 

二件目に紹介する書店の内装写真


フランス旅2018の本屋さん紹介第4弾です。サン・ジェルマン・デ・プレ、カルチェラタンと呼ばれる地区の本屋さん巡りです。

 

サン・ジェルマン大通りはなにげなーく歩くだけで多くの本屋さんに立ち寄れる日本の神保町のような通りです。さらに少し足を伸ばせばシェイクスピア&カンパニーも近くです。今回立ち寄った3軒の本屋さんをご紹介します。

 

メトロから降りてすぐのカフェと本屋

スタートはメトロ(地下鉄)の駅、サン・ジェルマン・デ・プレから。駅を出てすぐ西側に著名人が通ったことで知られるカフェ「ドゥ・マゴ」があります。

さらにその隣にカフェ、そのお隣に「L'Ecume des Pages」があります。

ショーウィンドウの様子

 

店外の回転式ラックにはお土産にもオススメのポストカードが多数!でも1枚4€(約520円)くらい!本の値段は気にならないのですが、ここでパリの物価の高さを思い知ります。

 

ショーウィンドウの様子その二

 

中は緑の壁に赤い本棚が可愛い。(お客さん多かったのでお写真は撮っておりません。)店員さんが鼻歌を歌いながらノリノリで品出しをしておりました。いいなぁ。

 

ちなみにこの書店に入るのは2度目です。1度目はこちら▼

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 この時アナイス・ニンを探してくれたと思しき男性が働いていましたが、さすがに学生さんではないようですね。失礼いたしました。

フランスの老紳士のお問い合わせに素早く対応していて、お店の在庫などを熟知してるであろうことが雰囲気で分かりました。

 

★バンドデシネを購入しました

 

新聞みたいなバンドデシネ

 

新聞みたいなバンドデシネを珍しがって購入しました。3.5€(約450円)フルカラーなのでお得感あり。

しかこシリアルナンバーがスタンプしてある!古新聞風のデザインも可愛い。

(内容は見ずに購入したのですが、ちょっとグロ展開でビックリしました…)

 

漫画の一コマ

ショッキングなので白黒にしています

セリフは手書きっぽい

 

L'Ecume des Pages

174 Boulevard Saint-Germaine 75005 Paris

 

大通りを東へ、オシャレ絵本が手に入る本屋 

外観写真

 

先ほどのカフェ&本屋とは反対の通りに渡ってください!(フランスは車優先社会らしいのですが横断歩道の渡り方ワイルドすぎてビビります…停止線ないし…)

 

しばらく歩くとたどり着く「Librairie Polonaise」は1階は文学、2階は絵本が魅力の本屋さんでした!

 

(右)入り口。本屋さんじゃなかったらビビって入れない大きいドアー

(左)ショーウィンドウの様子。新刊書店だと思ったけど値札つけてる??古書??中は新刊だったはずです。

 

2階の窓

 

2階から大通りの様子が見れるのはなんともいい気分。

この本屋さんは珍しく雑誌が置いてありました。雑誌はメトロ出入り口付近のスタンドで買えるため、書店には置いてなかった。

 

絵本コーナーの写真

謎の建築に支配されているその雰囲気とか、テーブルのみならずイスにまで本が陳列されているところとか好き〜♡

 

そして、写真見てて気付いたんですけどこれはまさかポーランドの本???

 

右奥のイスに乗っている本に書かれた「WARSZAWA」はワルシャワ??

「ポーランドルールでお前の首都がワルシャワになるし」のワルシャワ??(ヘタリアより)

 

ポーランド寄りの本屋さんでした!!

 

ちなみに店名の"ポロネーズ"とはポーランド風という意味で、ポーランド起源のダンスまたは舞曲のことらしいです。

 

店内写真

店内にはやたら鳥や卵のオブジェ&グッズがある。ポーランドに関係があるんでしょうか??詳しい人コメントください。

 

 

タイプライターの写真

 

やっぱりタイプライターはあった!!!やったーー!

(手前に絵本はフランス語っぽい??)

 

可愛い絵本を探したい方におすすめのとっても落ち着ける本屋さんでした!

 

Librairie Polonaise

123 Boulevard Saint-Germaine 75005 Paris

 

噂の総合書店「エロル」へ

エロルの外観写真

ポーランド風書店(仮)からそのまま真っ直ぐ歩けば、大型書店「EYROLLES」が見えてきます。広くてジャンルも幅広く、雑貨の扱いもある。日本人が親近感を抱く書店です! 

 

エロルは1階(フランス式0階)と地下1階のツーフロア。

地下1階にペンタブ(ペンタブレットの略。パソコンにつないで絵を描くツール)の販売コーナーが広々と設置されていました。漫画の書き方の本もあったので、マンガへの関心の高さが伺えます。

 

ただ、コミックが欲しいなら近くにコミックとフィギュアの専門店があってかなり賑わっていたのでそちらに行くと良いでしょう。マンガもアメコミもありました。

 

エロルはビジネス書も実用書も児童書もオールジャンルの品揃えで、なんとなく三省堂のような雰囲気。パリに住んでいたらここに通うと思います。

 

Librairie EYrolles

55 Boulevard Saint-Germaine 75005 Paris

 

パリの本屋さん巡り、いかがでしょうか??

この辺りはブラブラ歩いていても素敵な本屋さんが見つかるので、臆せずテキトーに歩いてもりのがおすすめです!思いがけない本屋さんと出会えるかもです。

道に迷ったらセーヌ河に戻ればひとまず安心ですよ。

 

また、エロルあたりから適当な道をまっすぐセーヌ河に向かって歩いていけばシェイクスピア&カンパニーもわかりやすいと思います!(セーヌ河沿い左岸でノートルダム大聖堂が見える場所)

 

パリ観光の際はぜひ行ってみてはいかがでしょうか^^

 

(ちなみにヌイブはこのあとポンピドゥセンターまで歩き、お目当のチョコレートを買ったあと道に迷い観光客などいない黒人さんばかりの地域に紛れ込みました)

 

 

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シェイクスピア&カンパニーの記事

 

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「お前の首都がワルシャワになるし!」の元ネタはヘタリアのポーランドさん。

私はリトアニアが好きです。

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