漫画好きのフランス観光2018(2-2)これを読めばよりフランスを楽しめる!
フランス観光をマンガとともにざっくり振り返ってます。後半戦です。前半は▼
サントシャペルやコンシェルジュリー牢獄やモン・サン・ミシェルなどパリから少し離れた場所の観光です。
後半戦はヴェルサイユ宮殿や美術館などなど。
ヴェルサイユ宮殿(惣領冬実マリー・アントワネット)
「今日のベルサイユはたいへんな人ですこと」
幼きアントワネットが国王ルイ15世の愛妾にかけた言葉です。(ベルサイユのばら1巻)
今日のベルサイユ宮殿は、きっと当時よりももっともっとたいへんな人ではないでしょうか…。
フランス国内、ヨーロッパのみならず世界から観光客が押し寄せるベルサイユ宮殿の中は本当に美しくて、天井画など思わず立ち止まってぼんやり見入ってしまいそうですが、とにかくとにかく人が多いので人様の足を踏まないように歩くのに気を遣います。
宮殿内のお土産屋さんに置いてあったのがフランス語版の「マリー・アントワネット」(惣領冬実)。本編の後ろにはカラーでベルサイユ宮殿のお写真も数ページ載っていて9€ほどでした(1200円くらい。日本人感覚だとお高いですね…)
プチトリアノン
マリー・アントワネットが窮屈な宮廷生活から逃れて多くの時間を過ごした離宮「プチトリアノン」へはバスで移動しました。
アントワネットの有名な肖像画はこちらのプチトリアノンにあります。
ソフィアコッポラ監督の映画「マリー・アントワネット」ではこのプチトリアノンでのアントワネットの過ごし方が印象に残っています。
このアントワネットは処刑されない。ひたすら贅沢で自由。
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ここまでJTBさんのツアー。
ここから自由行動です!
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ルーブル美術館(小学館さま好き好き)
今回私自身は行っておりません!両親が2人でミニツアーに参加しておりました。
しかし近年小学館さまからルーブル関係のマンガが続々出ていたので紹介せずにはいられません。(ビックコミック・ビックコミックオリジナル愛読者)
ルーブル美術館に住む猫たちの物語。絵の中に消えてしまった少女、擬人化された猫たちの生と死が描かれています。
パリのジュンク堂でフランス語版を立ち読みしましたが、めちゃくちゃしっくり来ていた…(セリフが横書きです)
寒いパリの雰囲気が伝わってきて好き。
あと、まだ単行本は発売されていないようですが、浦沢直樹さんの「夢印」という作品もルーブル美術館とのコラボ作品です!なんと「おそ松くん」のイヤミも登場しています。短い連載だったのでさくっと読めて良いかと。破産寸前の日本人の親子がルーブル美術館で絵を盗もうとする話(ざっくり)。
ビックコミックの作品ですが子どもでも読めると思います!
それから谷口ジローさんの「千年の翼、百年の夢」。サモトラケのニケなどでてきます。谷口ジローさんの作品はフランスでとても評価が高いのです。そのあたりも踏まえて読んでみつつ、パリのジュンク堂にもぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
オランジュリー美術館
モネの「睡蓮」が並ぶオランジュリー美術館は、実はかなり見応えがありました!
モネの睡蓮以外にもピカソなど有名どころがたくさん。朝一番に行ったら空いてましたが、その後続々とお客さまがはいっていました。
この絵本はヌイブックスの実店舗でも人気でした!
子どもから大人まで読みやすく、絵本でモネの生涯と主要作品について学べます。
絵画的技法の解説などはないので、画家に親しみを持ってもらう本としてどうぞ!
オペラ座
公演のない日や時間帯は内部を有料で公開しています!オペラ座の怪人!ファントム!!
見所は舞台の天井画。シャガールが描いています。
(正直、シャガールはちょっと個性的すぎて浮いているような…)
でもヌイブックスが1番テンション上がったのはやっぱりここ!!
図書室!!!
/じゃーーーん!\
こんな感じで本や譜面ファイルが並んでいます!!すごい!!圧巻!!
残念ながら本には触れられないように柵が付いております。
蹴りたい背中ならぬ撫でたい背表紙。
こんな高い本棚を作れるのも、歴史ある建造物が並んでいるのも、地震がないことがひとつの要因。うらやましい。
オペラ座の内部観光おすすめです。
こんな感じでどこにいても、何をしていても本のことが頭をよぎります。
そしてそれに応えてくれるフランスが好きです♡
自由行動の残りの時間はひたすら本屋巡りしましたのでよろしければそちらもご覧ください!