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ヌイブックス実店舗の記録と、フランス・パリの本屋さんレビューを書いています

漫画好きのフランス観光2018(2-1)これを読めばよりフランスを楽しめる!本の売り場情報も。

2018/4/22-29フランス旅。JTBさんのツアーで両親と行ってきました、ヌイブックスです。両親との初・海外です!

個人的記録でもありますので、興味ない方はスルーOKです。本屋さんのご紹介はぜひご一読下さいませ▼ 

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今回のツアーでみて回ったフランスの観光名所をざっくりとご紹介しつつ、そこで読みたいマンガをご紹介いたします↓

 

ノートルダム大聖堂、サント・シャペル(お土産が買える!)

映画「ノートルダムの鐘」でお馴染みのノートルダム大聖堂!ちなみにノートルダムというのは固有名詞ではないそうですが、ノートルダムと名のつく場所で大聖堂はここだけ!「パリの中心」はこの大聖堂の前にあります。

 

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 ノートルダム大聖堂からシェイクスピアアンドカンパニーへはすぐですよ!

 

そしてサント・シャペルも人気の協会。2階のステンドグラスが美しいです!

サントシャペルのステンドグラス

 

このステンドグラスは2階!!(1階だけ見て帰っちゃう人もいるのだとか…)

1階には素敵なお土産やさんがあります。さっそく仕掛け絵本とポストカード、サント・シャペルの栞を購入しました。

 


コンシェルジュリー (ベルばら、イノサン)

マリー・アントワネットも収容されていた牢獄。 

現地ガイドさんもツアー参加者さまも、「ベルサイユのばら」話題で盛り上がること!

ここでマリー・アントワネットが処刑されるまでロザリーがお世話をしていたのか…健気なロザリー、私の春風…!(ロザリーは架空のキャラクターとも思われがちですが実在したようです。後年手記を残されています。)

 

コンシェルジュリーにはフランス革命で市民を先導したロベス・ピエール像もありますので、ピエール&サンジュストくん派の方はぜひ行ってみてください。フランス語が読めるorガイドさんが付いていれば楽しいと思います!

 

イノサン 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

イノサン 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

 

 未読ですが…ここで「読みたい!」と思ったのがヤングジャンプコミックのイノサン。死刑執行人の家系に生まれた少年がフランス革命後、ルイ16世やアントワネットの死刑を執行する。絵も恐ろしくなるほど美しい作品です。読まねば。

 

シャルトル大聖堂(光のシャルトル)

パリからは少し離れた場所にある街、シャルトルは夜になるといたるところでプロジェクションマッピングがはじまります!

 

フランス語の解説付きで 街を回ってくれるバスもあるのでおすすめです。(ただし人数が少ないと運行しないことも。)4月後半とはいえ夜は寒かったので冬のコートやダウンジャケットでOKです。

 

シャルトルはホテルがとっても良かったし、街の本屋さんも見れました!詳しくは▼

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街中の演劇のポスター、フランスっぽい素敵おじさまゲット♡と思って写真撮ったのですが… 

演劇のポスター

 

胸元の文字が気になる。

BOOKE?BOOKSではないのか。

 

と思って調べてみた。英語で"おっぱい"だそうです(笑)

ブックイベントの時にうっかり書き間違えたら大変なことになる!!
 

アンボワーズ城、ロワール地方の古城(王妃マルゴ)

ツアーには入っていないのですが、添乗員さんとバスの運転手さんのご好意でアンボワーズ城に少しだけ寄っていただきました!そこで話題になったのが萩尾望都先生が現在連載中の「王妃マルゴ」です。 

 

王妃マルゴ volume 1 (愛蔵版コミックス)

王妃マルゴ volume 1 (愛蔵版コミックス)

 

 アンボワーズ城ではプロテスタントの大量虐殺が行われるという悲しい舞台なのですが、「あ!あの城か!」と思うと観光のテンションが全然ちがいます。

 

他にもノートルダム大聖堂などいろんな場所が登場します。何と言っても萩尾望都先生初の時代劇なのです。登場人物の関係が複雑(親戚や縁談が多い)なのですが、ある程度勉強してから読むと面白い!帰国後さっそく読み返しています。

(恋愛部分のみに注目しても面白いのでぜひ)

 

モン・サン・ミシェル(聖☆おにいさん)

前回のツアーでも訪れたモン・サン・ミシェルですが、実は島の中に本屋さんもあります!商店街をずっとまっすぐ上っていけば辿り着けるはず。結構上の方です。

 

ここではモン・サン・ミシェルの栞(ここでしか見てないです!)があるので絶対おすすめです!前回も今回も購入した。

 

ここの本屋さんで働いているメガネをかけた女性はマンガが好きだそうです♡嬉しいですね♡売り場にはキリスト教関係の棚に「聖☆おにいさん」のフランス語版1巻が置いてありましたけど…それは…いいの…(^ω^)?

 

聖☆おにいさん(1) (モーニングコミックス)

聖☆おにいさん(1) (モーニングコミックス)

 

 イエスとブッダでお送りするギャグマンガ。メディア化などもされた人気作です。

 

 

長くなったので後半戦は別の記事で!

ヴェルサイユ宮殿・プチトリアノン・オランジュリー美術館などいってきました。

 

すこしでもフランス旅行に興味を持っていただけたら嬉しいです(´ω`)

【パリ】文豪が愛した書店・シェイクスピアアンドカンパニー(2018)

昨年(2017年)にも立ち寄ってたいへん感動したのに、感動のあまりなにも買わずに出てきてしまった

シェイクスピアアンドカンパニー!

店先のパノラマ写真

パノラマで撮ってみました

多くの文豪たちが愛した書店です。詳しくはこちらも▼

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シテ島のノートルダム寺院を抜けて橋をセーヌ河左岸へ渡ってすぐ右前方向に見えてきます。お隣のカフェも含め、この日もとても賑わってました!飛び交う英語を聞くとフランス語を聞くより緊張します。テレビの撮影も来てました。

お店の前でしばし外観を眺めているとジプシーの女性に声をかけられたのでさっさと店内に入りました。(署名を求められ、お金も要求されるらしいので注意です!)

 

店内は英語の本ばかり!ペンギンブックスも手に入る!

インスタなどで見る可愛い本棚を構成する"ペンギンブックス"の本も買えます!

装丁が凝っているものが多いので、読まずとも欲しくなる本です。

今は読めなくてもいつか読むために買ってしまえば、英語を学びなおすきっかけにもなりかもですね。

 

歴史ある"ペンギンブックス"さんは公式Instagramありますので、ぜひご覧ください!

http://instagram.com/penguinbooks

 

ピアノが弾けて、猫もいる本屋 

 2階に上がるとピアノ、その横のイスにはなんと猫ちゃんがまるまって眠っていました。(店内は撮影禁止なのでお写真なくてすみません💦)

 

2階奥の図書スペースで本を読んでいると、ピアノの音色が響いてきました。

もう、ここ何時間でもいれるな…。

幸せすぎる空間がそこにあるのです。

 

しかも今回図書スペースで大好きなアナイス・ニンの日記も見つけたので、すこし読んでみました。

心臓が早くなって体が熱くなる感覚を久々に味わう。

 

小鳥たち (新潮文庫)

小鳥たち (新潮文庫)

 

(アナイス・ニンについては前回も書きましたが…小鳥たちの復刊求む…)

 

オリジナル商品を購入しました

トートバッグと包装されていた袋の画像

オリジナルトートバッグ10€

片面ずつイラストが微妙に違います。

レジの目の前の棚に見本があって、レジで言えば出してもらえるようですが、お店の一階右奥の部屋にパッケージの物もありました。(写真右)

かなりしっかりした布なので、長く使えそうです!

 

ブルーのオリジナルノートの画像

オリジナルノートはたしか6€

横線入りノートは角丸加工でかわいい。3色ありました。

表紙の真ん中にいるのがアナイス・ニンです!さすが!逆ハーレム!

購入する際にレジの人がスタンプを押してくれました。うれしい。

 

オリジナル商品はあとマグカップがありました。 

 

 

お会計は英語でOK 

シェイクスピアアンドカンパニーの店内で聞こえてくるのはほぼ英語。

お会計も英語なので、得意な方は安心ですね。(ヌイブは逆に不安になる)(学校授業の弊害)

 

表は写真、裏はイベント情報になっているしおりの画像



裏にイベント情報が書いてあるしおりも挟んでくれました♡

ちなみにタテ20センチ以上ある。

レジの店員さんイケメンだったなぁ。

 

パリに来たらここだけは押さえておきたい!という本屋さんです!

 

しつこいようですが去年行ってきた記事もどうぞ▼

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 約一年ぶりの訪問でしたが、変わった部分と変わらない部分、再びいろんな発見がありました。

いるだけで幸せになる本屋さんです。

 

賑わう店先の画像



 

ショップバッグも可愛い

 マシュマロで「ショップ袋はどんなデザインですか?」という質問を頂いてました^^

本屋さんでデザインされたショップ袋に入れてくれるところは今回ここのみでした。

ミュージアムショップは有料の場合が多く、ファッション関係のお店では黙ってても紙袋などに入れてくれました。

 

袋やブックカバーが好きで本屋さんに行くというのもありがたいお話ですが、エコの観点から行くと有料の方が良いですよね。袋もカバーもお気に入りを使い倒しましょう!

光の街シャルトルの「街の本屋さん」(フランス2018)

 

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今回のツアーではユネスコ世界遺産に登録されている「シャルトル大聖堂」やプロジェクションマッピングが街の至る所で行われる「光のシャルトル」というイベントのため、フランス中部の街・シャルトルに一泊しました。上の写真がシャルトル大聖堂プロジェクションマッピングver.中から見るステンドグラスも荘厳です。

 

 ホテルが好みすぎたからまた泊まりたい。

 

街の本屋さんがありました!

シャルトル大聖堂から可愛いホテルに戻るまでの間に本屋さんを発見!

すかさず入店します!

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児童書売り場(店内奥から撮影)

出入り口が左右二ヶ所あって、右側入ってすぐが児童書売り場です。

ボードブックなどの絵本を中心にいろいろ置いてます。そういえば、日本よりも図鑑を見なかったような気がします。

 

左側の扉を入ると文芸、その奥に雑誌。他にもマンガ、実用書などなど、なんでも揃う街の本屋さん!

 

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日本のマンガもたくさん!

 フランスでは日本のマンガは「Manga」、フランスのコミックは「bande dessinee(

バンド・デシネ)」。ここには同じくらいの量が置いてありました。

 

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ヌイブックスの大好きなタイプライター

こういう、普通のテーブルを使用していたり、足元の木箱に無造作に本が積んであるのにトキメキます。お家もこんな風にしたいなぁと妄想。

 

 

本屋さんは二階建てになっていて、上の階にマンガや実用書、文具も少しだけ売ってました。

構成は日本の大型書店と変わらない印象ですが、どこを見てもおしゃれ。そして、

 

展示・イベントスペース完備

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左は展示会場から売り場を見た写真

ジャズプレーヤーの写真展が開催中のようでした。

広さも十分あるのでイベントもできそうです。

 

外に面したウインドウが目を引きます

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左のほうにジャポンな絵がかけてあった。

フランスの本屋さんの多くは外に面したウインドウがおしゃれで個性的です。

本を読まない人でも思わず入ってみようかな、と思うようなディスプレイで、各店個性が光ります。

 

 

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児童書のワンタイトルと、ガーデニングフェア

 

外にはポストカードのラックもあり、日本の作家の本も目立っていました。

シャルトルはパリから車やバスでないと行けない場所ですが、素敵な観光地ですので、フランスに長く滞在する際はぜひ立ち寄って見てください。

 

 

ここで買った本:ポルシェの本

 

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こちらの本屋さんではお父上がポルシェの本を購入。

値段が付いてなかったので店員さんに聞いてました。

(フランス語で「いくらですか?」は「Combien?」)

たまに値段の付いてない本があります。不思議です。

 

シャルトルの街観光も別記事書きます。

 

パリの本屋さん巡りもどうぞ!▼ 

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本屋、本好きの方、フランスに行ってみたい方にシェアしていただきたいです✨

ヌイブックス日誌【3月】閉店告知!!

世田谷区豪徳寺の5坪の本屋「ヌイブックス」の店舗の営業記録です。

ついにオープン半年を迎えます。

I-ppoたおかさんの陶器展開催

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オープンしてすぐからお世話になっている、たおかさんの陶器展を2週間にわたり開催しました。いつもの作品はすこしお休み。

ワレモノなので少し心配していましたが、お子さまも含めてみなさん大事にみていただきました。ありがとうございます!

 

エドワード・ゴーリーフェア開催

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「これは絶対にやらねば」と思っていたフェア。満を辞して開催です!

絵本全店に加えてブックマークとピンズも入荷しました。ブックマークが人気!

 

川崎で行われていたゴーリーの人形劇に合わせて開催したのですが、ゴーリー展といい、年々ゴーリー人気が高まってきている気がします。どんどん翻訳していただきたいです。柴田元幸さんの名訳も必見。

 

ブログを公開しました

いまお読みいただいているこちらのブログを公開しました。

 

ブログを開設しようと思ったのは

  • ヌイブックスの店舗の記録を残しておきたかった
  • 情報の発信力を向上させたかった
  • ブロガーさんが輝いてみえた

 

逆に開店してすぐに始められなかったのは

  • 文章力に自信がなかった
  • ブログの開設方法や書き方がわからなかった
  • 続けらる自信がなかった
  • ネガティブなことを書きそうだった(笑)

などなど。

 

ですがある日素敵なブロガーさんに出会って「楽しんで書けば良いんだ!」ということが判明。しかも書き方のアドバイスもしてくださっている…!

 

ブロガーって正直胡散臭いイメージを持っていたんですが、全然そんなことなくて、発信力を鍛えてお仕事をもらっているスゴイ方たちでした。

 

参考にさせていただいたブロガーさんはこちら🔻

八木仁平オフィシャルブログ

 

ブログについてはもっと語りたい!ってくらいハマってます(笑)

 

閉店告知&パリ行きのお知らせ

 

ヌイブックス突然の閉店告知&パリ行きのお知らせ。

営業半年をもってこのお知らせを出しました。

 

 正直発表前は「半年で閉店とか舐めてるの?(怒)」とか「パリ行くとかふざけてるの?(怒)」とか言われたらどうしよう…お客さんにも同業者にも嫌われるかもしれない…フォロワーさん激減したらどうしよう…という不安でいっぱいでした。

 

 

でもこの選択が間違っているとは思っていません。寂しさはありますが。

なので色々と周りから言われても、堂々と居られるように

 

"今後の活動で示していかないといけないな"

 

と、身が引き締まる思いです。

 

 

でも実際はとても暖かいお言葉をかけていただいてます。

ありがとうございます!

ご挨拶に回れず申し訳ないので、閉店後にはみなさまのところに遊びにいきます♫

 

パリ行きでは質問募集!

 

 パリ行きを皆さんも一緒に楽しんで頂ける企画にするべく、質問も募集してます^^(出発前まで)

回答はブログで記事にしていく予定です!

 

▼出発前に回答しました 

 

こんな感じでヌイブックスは無事に半年を駆け抜けました!

ヌイブックス日誌【2月】文鳥文庫読書会

大幅に棚を入れ替えました

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 オープンして5ヶ月目にして、ほとんどの商品をいったん棚から出して総入れ替えしました。迷走か進化か、どっちなのか。

 

小さい店舗なので毎日いると飽きるんですよね。←

 

ぶっきんぐ!!(漫画)の販促 

 

 

販促物を頂いたのですが、コミックを扱っていないためどうしようか悩んだ末、ネットで話題になっていた「コミックお取り寄せシート」を利用しました。

近くの本屋さんで買ってねっていう、商売根性のなさ(笑)

ぶっきんぐ!! 1 (裏少年サンデーコミックス)

ぶっきんぐ!! 1 (裏少年サンデーコミックス)

 

 (↑詳細はこちら。近くの本屋さんで買ってね。)

 

こんなに販促物をもらって喜んだことはなかったです。

 

大きい書店にいると販促物ってスペースなどの問題で使えないことも多いし、大量に届くので処理しきれないんですよね。

 

でも改めて、販促物には出版社や著者のエネルギーが宿っているのを感じました。邪険にしててごめんなさい。

これからは感謝の気持ちで接します。

 

文鳥文庫読書会開催!

 

 

 

 文鳥文庫をお買い上げ頂く▶︎その場で黙読▶︎みんなで感想を言い合う▶︎POP作成

 

 

こんな読書会を開催しました!「本を読む時間がない」方も、気軽に参加できるスタイルの読書会を目指してました。文鳥文庫16ページを20分くらいで読みました。

 

ヌイブ店主が勝手に営業担当したいくらい大好きな文鳥文庫についてはこちら↓

http://bunchosha.com/buncho_bunko

 

 モデルさんが撮影に来てくれました。

モデルさん、カメラマンさん(カメラとビデオ)、照明さん、メイクさんなどなど…

総勢10名くらいの人がヌイブックスに…!

貴重な体験でした。プロフェッショナルって素敵だなって思いました。

 

詳しくはこちらの記事に書いてます🔻

book-u-i.hateblo.jp

 

 

迷走期?

 

 

ヌイブックスの「なんだろう、ここは?」感が薄れてきて、常連さんと呼べる人も浮かぶようになってきて、本好きのコミュニティと化していくことに違和感があったのだと思います。

 

もっと本好きの外の人に、本を届けたい。

 

 閑散期を乗り越えた!

 

2月と8月は消費が冷え込む時期と言われているので、初めから覚悟をもって望めました(笑)

それでも日々お客さまがいらしてくださる。感謝しかない。

 

自分がなにがしたくて、なにができて、どんな風に生きたい(働きたい)のか、改めて考えた月でもありました。

 

そんな感じで、ヌイブックスは6ヶ月目に突入します。(ついに半年!) 

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テーマソング

 

 恒例のテーマソングコーナー。

2月は断然この曲。良さがわかる歳になってきたー!

「乗りこなせ この不安定  笑い飛ばせ  できるだけ」

「ないものは どこにもないさ  ほしいものは そこにあるじゃないか」

 

ALL BY LOVE

ALL BY LOVE

  • 吉井和哉
  • J-Pop
  • ¥200
  • provided courtesy of iTunes

 

 

 

 

【パリ】本屋探訪4:パリのチェーン店

Gibert Jeune

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購入した本の値札。自己主張が強い…

パリにも書籍のチェーン店があります。

黄色い看板に大きく人物の描かれたGibert Jeuneです。

 学生さんに親しまれています。

 

本屋で初めて手荷物検査を受けた!

私が行ったのはシェイクスピア&カンパニーも近い👇の店舗です。

2 Place Saint-Michel 75005 Paris France

 

外にはワゴンがたくさん並んでいて、それを見てから中に入ると、入り口に体格のいい黒人さんが2人立ってます。

 

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正直ちょっと怖い

手荷物を見せるようにジェスチャーされ、背負っていたリュックの中身をチェックされました。

本屋さんで手荷物検査は初めてだったのでビックリしました💦

 

ちなみにパリで小売店で荷物チェックされたのはここだけでした。

シャンゼリゼ通りとかに武装した警備員はみたけど。ビビるけど安心!

 

店内は広くて雑貨もある

バラエティグッズも置いてある明るい印象のお店でした!

個人的には外のワゴンで売られているレシピ本が好みだったので、写真が好みのものを数冊購入しました。

 

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文庫本より小さい。手のひらサイズ3.99€

店内見渡して、もう一回外のワゴンをみて、再入店するときはドヤ顔でリュックを開けて入りました。

なんだかんだ実際お金を多く落としたのはこのお店だったかもしれない。

 

番外:フリーマガジン「madame FIGARO」
 

 

 これホテルに置いてあった無料冊子です。

このボリュームとクオリティはなかなかお目にかかれない。

広告はシャネルやエルメスなど高級ブランドばかりで、それも納得。

 

日本に関する記事が載ってたのが嬉しかった♡

 

番外:パリの本屋さんはエコ

本屋さんに限らずですが、パリではあらゆるショップで買い物袋の有無を聞かれました。本屋さんでも聞かれます。

 

可愛いエコバッグを安価で販売しているお店も多いです。(有名なのはスーパーのモノプリのエコバッグ。お土産としての重要も高いです。)

パリではぜひエコバッグをご利用ください^^

 

パリの本屋旅2017終了

以上でパリの本屋旅2017の記録は終了です。

最高に楽しかった!!こんなふうに個性豊かな本屋さんが日本にも増えることを願います。

 

しばらくパリは行くことないだろうと思っていたら、2018年4月にも行くことになったので、またブログ書きます。お楽しみにっ!

 

書きました。こちらからどうぞ▼ 

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「フランス人は10着しか服を持たないって本当ですか?」に執拗に真摯に答えます!

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マシュマロで質問をいただきました!

匿名でコメントを送れるサービス「マシュマロ」さんでフランスに関して見てきてほしいこと、調べてきてほしいことを募集しました!

「マシュマロ」はネガティブな発言は届かないようにしてくれる幸せなサービス⬇︎

ヌイブックス@豪徳寺の本屋にマシュマロを投げる | マシュマロ

 

そこで届いた質問がこちら!

 

「フランス人は10着しか服を持たないって本当ですか?」

 

 

ヌイブックスはこの件についてフランスで調査…

 

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しません

ごめんなさい。

 

だって嘘だもん

 

オシャレなフランス人が10着しか持っていないはずありません。

 

ただ、この件については元実用書担当だったヌイブックスが、執拗に解説したいと思います。

 ↓

 ↓

 

 

ベストセラー「フランス人は10着しか服を持たない」

 

この質問の背景にはもちろん、ベストセラーとなったこの本があります。

フランス人は10着しか服を持たない (だいわ文庫 D 351-1)

フランス人は10着しか服を持たない (だいわ文庫 D 351-1)

  

 世界14カ国以上で翻訳され、日本でベストセラーとなりました。

 

タイトルからはファッション本のように思えますが、内容はパリのマダムのような「シックな暮らし」の提案です。洋服以外にも家事や家のことに関するノウハウがアメリカ人である著者の驚きとともに語られています。

 

その中に紹介されているひとつが「10着のワードローブ」なのです。

 

10着のワードローブとは

この中で紹介されている「10着のワードローブ」とは、"シーズンごとに10着のコアアイテムとエクストラアイテムで毎日オシャレに着まわそう"という内容です。

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シーズン(本書では春、夏、秋冬の3つ)ごとに10着の「質の高い」アイテムと、

「Tシャツ」や「カーディガン」、靴などを含むエクストラアイテム。

コアアイテムを中心に着回しを考えれば、毎日エレガントなコーディネートが可能!

 

つまり本書の中ですでに「フランス人は10着以上服を持っている(持つべき)」とされているんです!

 

以前テレビの情報番組でも検証していたことがありますが、フランス人は服をたくさん持っている人が多いという結果でした。

(ただし自分の似合う色や形の服を何着も持っているというのが特徴的でした。)

 

まとめ:本のタイトルの重要性

「フランス人は10着しか服を持たない」の初版は2014年。

いまだにこんな質問が来るほど、このタイトルはインパクト絶大です。

 

実は原書のタイトルは「Lessons from MADAME CHIC」であり、直訳するなら「マダムシックの授業」……。

このタイトルでは日本でベストセラーにはなってなかったでしょう。

(※マダムシックとはフランス留学中に著者がお世話になったホームステイ先のマダムのこと)

 

今回いただいた質問を通して、本のタイトルの重要性と影響力をしみじみ感じたヌイブックスでした。

こんなタイトルをつけられるセンスを磨けば、POPやブログにも応用できそうです。

素敵なタイトルから学ばせていただきました!!